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中村健一「教室がなごむお笑いのネタ」
第19回 大きな声を出させる術の巻
(『授業づくりネットワーク』(学事出版)2005年10月号掲載)
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執筆者紹介
中村 健一 山口・岩国市立通津小学校
なかむら けんいち お笑い教師同盟所属。DJと言っても「ベストヒットUSA」の小林克也のイメージしかない私。今回は、今風のDJをイメージして書いてみました。数々の誤解があることをDJ関係の方々にお詫びしておきます。ベイベ〜、フゥ〜。
→自己紹介に事故あり。第21回に説明があります。 |
みなさん、こんにちは。NKKラジオ、「先生のための電話相談室」のお時間です。当番組では、全国の悩める先生方の相談をお待ち・・。♪リーン、リーン♪さっそくありがとうございます。
「ウチの主人が家に帰って来ないんです・・・」
えっ、あのですね。奥さん、この番組はそうい・・あっ、泣かれても・・(小声で)はい・・はい・・後で個人的にお電話させていただきますんで。はい。ガチャ。し、失礼しました。・・・学校にまつわる相談をお待ちしております。♪リーン♪
「あの、6年生担任なんですが・・あの、うちのクラスの女子がですね。あの、声がすっごく小さいんですね」 そのお悩みにお答えしましょう!
■専科の先生を驚かせたら宿題なし
4月当初。これ、一発で効く。
『君らあ、声が小さいよね。今日の音楽の時間の最初の号令で、「お願いします!」って大きい声で言うんだよ。専科の先生に「あんたら、どうしたん?」って言わせたら、今日の宿題、なし』
もちろん、どの子も全力で大声を出す。クラスもまとまる。共通の目的を持った集団は強い。
■「先生かっこいい」って言え!
私は、毎日、漢字テストをやっている。しかし、進出漢字を習ったばかりの時など、やらない時もある。
『今から漢字テストをします。でも、どうしようかなあ?新しい漢字習ったばっかだしね・・・。ところで、先生、かっこいいですか?』
少しの間。勘のいい男子が叫ぶ。
「先生、ぶ〜ち(山口弁。「すご〜く」の意)かっこいい〜〜!」
しかし、女子から声が出ない。
『男から言われてもなあ・・・女子はどうですか?先生、かっこいい?』 教卓に片足を上げ、波止場でかっこいい男がするポーズをする。
『「先生かっこいい〜!」って言え!』
半ばキレ気味に、泉谷しげる(氏)のように言う。
「先生かっこいい〜〜!」
棒読みだが、女子からも大きな声が出る。
【注意】私はかなりカッコイイと自負しているのであります(プロフィール写真参考)。だから、こういうことも許されるのよ。
普通のクラスでは人権問題として訴えられるかも知れません。
■ドラえもんが道具を出すように
『小野妹子っていう名前を覚えます。全員、起立。聖徳太子って10回言ったら座りなさい』
私は暗記させる時、声に出して繰り返し言わせることが多い。
『17条の憲法を定めた人は?』
「聖徳太子」
『男子だけ!さん、はい』
「聖徳太子」
『女子だけ!』「聖徳太子」
『小さな声で!』「聖徳太子」
『大きな声で!』「聖徳太子」
『ドラえもんがポケットから道具を出すように!さん、はい』
「しょうとくたいし〜」(大山のぶ代氏の声をイメージしてください)
これ、子どもたちにウケがよい。楽しんで大きな声でやってくれる。
他にも『フランス人が耳元で愛をささやくように』などの高度な指示もウケる。
ただし、これは大きな声は出ない。あしからず。
この連載は、月刊雑誌『授業づくりネットワーク』(学事出版)の掲載から1ヶ月後にこのHPに登場します。
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