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中村健一「教室がなごむお笑いのネタ」
第24回 キャラをつけろ!
(『授業づくりネットワーク』(学事出版)2006年3月号掲載)

執筆者紹介
中村 健一 山口・岩国市立通津小学校
なかむら けんいち
最後にこれだけは言いたい!アンガールズよ、ショートコントに逃げることなかれ。君達のよさは、つくりこんだ長いコントにあるのだから。

 いやいやいや。こんなくだらない物がよく2年も続いたものです。
 ん、でも、待てよ。まだまだ書きたいことが山のようにある。「くだらない準備体操」でしょ。・・でしょ。ん〜、あれもこれも書きたいぞ!
 でも、最後。なので、教育誌史上
初。ダーツでテーマを決めてみよう。
 紙にテーマを書き出して。よし!鉛筆が倒れた所だ!・・・って、「史上初」の割に地味な作業・・。
 でも、決定!キャラ話に決定!

■教師はキャラをつけろ!

 カンニング竹山氏の「キレキャラ」を例に出すまでもない。おぎやはぎの「仲良しコンビキャラ」、アンタッチャブル山崎氏の「適当キャラ」。 キャラが立っていれば、フリートークで話をフッてもらいやすい。
 教師もキャラをつけることで、子ども達は話しかけやすくなる。
「キャラをつける」と言っても難しく考える必要はない。要は、「○○が死ぬほど好き」程度で十分だ。
 例えば『先生はうずら卵が死ぬほど好きです』と宣言するだけでいい。
 給食の時、うずら卵が出れば超大盛りでついでくれる。そして、「よかったねえ」と言ってくれる。
 私の場合は、サッカー日本代表。 日本代表の試合のある日には、ユニフォーム姿で授業する。また、帰る前にはメガフォンを持って、
『試合の勝利を祈って〜。ニッポン、(パンパンパン)ニッポン・・』
とクラスみんなにやってもらう。
 勝ったら、『みんなのお陰で日本が勝ちました。拍手〜!お礼にゲームをやろう』と言える。
 負けたとしても、子どもが黒板に「0対3」と書いたりする。泣く真似をして消すだけで大ウケである。

■子どもにキャラをつけろ!

 子どものキャラづけも有効。
 クラスで雑談する時にパスの出し所が増えるからだ。そして、人気者が増えるからだ。筋肉質のからだ。
 例えば、必ずボケ解答をくれる「お笑いキャラ」、ちょっと厳しい見方をする「辛口キャラ」。超難問も答えてしまう「天才キャラ」、何を聞かれても真面目に答える「真面目キャラ」ですら人気者になる。
 今、クラスでは「グルメキャラ」が人気である。
 嫌いな食べ物の雑談の時。
「オレ、ウニが嫌い。確かにいい寿司屋で食ったらウマイけど、百円のとか食ったら変な臭いがするけえ」
『さすがミッチ!グルメだねえ』
 この日から彼は「グルメのミッチ」としてクラスの人気を博している。
 家庭科の時間。料理の調理法を選んでノートに書く問題があった。
『カレーの料理法はなんですか?「煮る」って書いた人?』
 ミッチを除いて全員が挙手。
『そうだよね。でも、さすが、グルメのミッチ。みんなと違う答えだよ。ミッチ、言ってみて。カレーは?』
「・・煮込む・・」
『煮込む!さすがミッチ!やっぱカレーは煮込まないとウマくない!』
 クラスは大爆笑であった。

■連載終了にあたって

 最愛の妻、孝子に感謝します。彼女の協力なしでは、この2年間の連載はできませんでした。ありがと。
 ここで使った数々の写真(含・レオタード)は、すべて彼女が撮影してくれたものです。
 ・・あ〜、夫婦でアホなのがバレちゃいました〜。
 ・・・お後がよろしいようで。


この連載は、月刊雑誌『授業づくりネットワーク』(学事出版)の掲載から1ヶ月後にこのHPに登場します。
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