高橋なんぐ「教室がなごむお笑いのネタ」
第14回 濡れ手に笑いの巻
(『授業づくりネットワーク』(学事出版)2008年5月号掲載)

執筆者紹介
高橋 なんぐ お笑い芸人(新潟お笑い集団NAMARA)
たかはし なんぐ 1981年新潟県長岡市出身。現在、地元番組レギュラー7本をかかえる新潟のローカルタレント。先日行われたスキー場でのイベントでは、どのスキーヤーよりもすべっていた。


 知り合いの絵本作家のサトシンさんと僕の弟子の金子ボボ(この芸名九州では放送禁止!?)の2人で『おてて絵本』という活動をしています。親子はもちろん、先生と生徒、友達同士でもできるのでぜひ試してみてください。

■おてて絵本とは

 開いた手のひらを絵本に見立てて、子どもが空想で物語を作る遊びです。 お話を引き出すには、聞き手(大人)側のちょっとしたコツが必要ですが、愛情を持って、「何が見えるの?」「何しているの?」「それでどうなった?」などと合いの手を入れてやると、読み手(子ども)は楽しそうに、うれしそうに、その子自身の言葉でどんどんお話してくれます。そこには、「こんなことが好きなんだ」「こんなことにを考えているんだ」という発見もあり、あらためて子どもを知るための、いいきっかけにもなります。 子どもに想像の楽しさと創造の喜びを与え、大人にも、子どものはかりしれない可能性を感じさせてくれます。道具なんかなくたって、おててを広げれば、そこには無限の楽しさが広がります。

【遊び方】
1 おてて絵本をはじめましょう

 右手と左手をくっつけて「おてて絵本」のカタチにし、パタパタ開閉してみせます。

2 主人公を決めてもらいましょう

「何が見えるかな?」
 何が見えるかを聞くことで、想像をかきたて、話の主人公を決めさせます。

3 子どもの話を聞かせてもらい、合いの手を入れましょう

「うんうん、それから?」「おもしろいね!そして?」
 子どもの語りが済むたびに次のページを促します。合いの手を入れたり、感想を言ったり、続きを期待したり、反応でメリハリをつけます。話の途中、ひと段落するごとに、おててのページをめくります。

4 結末に向かわせましょう

「それで、最後はどうなったの?」
 子どものノリ、集中力、開始からの時間など、様子を見て、お話を結末に向かわせましょう。

5 話を記録しましょう

「おもしろかったね。ありがとう」
 おもしろい話ができたら、忘れないうちにメモ。録音して文書化できたらよりベストです。まとめれば、世界にひとつだけの、お話作品集のできあがり。日付とともに記録しておくこともオススメします。


この連載は、月刊雑誌『授業づくりネットワーク』(学事出版)の掲載から若干遅れてこのHPに登場します。
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