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惣田徹也「教室がなごむお笑いのネタ」
第9回 お笑いのワザを磨く
〜お笑いバラエティゲーム〜
(『授業づくりネットワーク』(学事出版)2003年12月号掲載)

執筆者紹介
惣田 徹也 北海道・三笠市立美園小学校
そうだ てつや 1972年北海道生まれ。お笑い教師同盟(仮)所属。
『教室がなごむお笑いのネタ&コツ101』(学事出版)が発売されました。
これまた、いい本です。読まねばそんそん!


1 授業がしたい!

 今まで、「ボケ」と「ツッコミ」についてあれやこれや述べてきた。しかし、どれも小ネタである。「お笑い」が主役ではない。日常生活や授業の一部を借りての実践である。
 ではなくて、やはり「授業」がしたい。「お笑い」の授業がしたい。笑いの大切さを子ども達に語っているのだ。「お笑いの力」はまさに生きる力。子ども達の「お笑い力」を伸ばし、教師の「お笑い教育技術」を磨く授業がしたい。

2 お笑い力を鍛える授業!

 今年は「総合的な学習の時間」で「お笑いの授業」を三時間確保した。(学級テーマの時間)そこで何をするか。

お笑いバラエティーゲーム

である。
 名著『お笑いに学ぶ教育技術』(学事出版)を一読願いたい。
 その一節を紹介する。

 笑いを創り出すには一定の状況が必要となる。授業の中でそうした「状況」を名人芸的に創り出せばよい。しかし、不器用教師にはなかなかその「状況」が創り出せない。

 私は「ボケ」人間だった。「ツッコミ」不器用教師だった。人を活かすなど考えない。独り善がりの「ボケ」人間だった。自分から面白いことは言うが、子どもを活かし、どう笑いを起こすか、突っ込むか、フォローするか、など考えたことがなかった。
 この本の制作に関わり初めて「ツッコミ」に目覚める。お笑いを構成する「技術」を意識する。そして、具体的に見えてきた技術を磨こう。目標とするイメージが明確になった。あとは努力さえすれば良い。
 ではどう努力するか。その具体的方策が「お笑いバラエティーゲーム」なのである。

3 ユーモアスピーチバトル!

 班の代表の子どもが黒板の前に出て来た。私は、窓際に移動した。発表する子どもの顔が見える場所に立つ。背筋を伸ばし、深呼吸。脳をクリアにする。
 子どもの口元に注目する。「さあ、どう突っ込もうか。」脳みそフル回転でスピーチを聞く。始まった。
「僕は、マネキンによく似てると言われます。ときどき街を歩いていると、間違われることがあります。この間も、ダイエーでマネキンだと思われてじっくり見られてしまいました。そして一言、よくできたマネキンだなあといわれました。というのは真っ赤なウソです。ありがとうございました。」
 スピーチの面白さに笑いが起こる。
『ダイエーって渋いな。』
 精一杯のツッコミをした。笑いの第二波は・・・小さかった。こうした努力を繰り返し上達していくのだ!
 ああカッコいい俺!また来月!
 (詳細はこちらに掲載